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自己主張が強くなる2歳前後から始まるイヤイヤ期によって、食事をスムーズに進めることが難しくなることがあります。
「嫌い」「いらない」などさまざまなイヤイヤを発動し、どのように対処したら良いのか悩むこともあります。
しかし、子どもの食べない理由を理解し適切な対処法を知ることが大切です。
せっかく作ったのに食べてくれない!
栄養が心配…
今回は、子どもがご飯を食べない時の適切な対処法についてご紹介します。
目次
イヤイヤ期の食事 食べない理由
子どもがご飯を嫌がる理由には個人差がありますが、よくある理由として以下の4つをご紹介します。
- 好き嫌いの変化
- 食事形態の変化
- お腹が空いていない
- なんでも「いや」と言いたい
好き嫌いの変化
子どもの好き嫌いは変化しやすく、特にイヤイヤ期の時期は味覚や自我が発達する時期でもあります。
「いきなり食べなくなった」「好きな物を入れたのに食が進まない」といった変化があれば好みが変わっていないか確認してみましょう。
また、この時期は「遊び食べ」や食事中に歩き回ったりすることもあります。
このような好みの変化や興味は、子どもが成長する過程で変化するため心配する必要はありません。
ただし、子どもの好き嫌いに合わせて献立を立ててしまうと食事に偏りが出てしまい偏食が激しくなってしまう可能性があるため、嫌いな食材もメニューに取り入れることも大切です。
食形態の変化
食材の形や食感が原因で食べることを嫌がってしまうことがあります。
まだ咀嚼力や嚥下能力が未熟なので硬い野菜や大きなお肉などは上手に嚙み切ることができません。
成長に伴って咀嚼力や嚥下能力は変化するため、子どもの成長に合わせた形態の食材が必要になります。
また、以下のことを試してみるのもおすすめです。
・食材は小さく切る
・葉物類は筋を断ち柔らかくする
・お肉は薄切り肉に片栗粉をまぶし口あたりをよくする
このように調整することで、食べやすくなり食事は「楽しい」と感じてもらえるようになります。
お腹が空いていない
ご飯を食べない原因として、お菓子の食べ過ぎや運動量が少なくお腹が空いていないということも考えられます。
一回のおやつの量を調節したり、食事のタイミングでお腹が空くようにしっかりと体を動かしてみましょう。
なんでも「いや」と言いたい
イヤイヤ期では、見慣れない食材や食べたことのないものにもとりあえず「いや」と言うことがあります。
これは、自己主張の一環として見られる行動の一つです。
イヤイヤ期についての正しい対応と接し方や乗り切るための対処方法は、下記の記事で詳しく紹介していますので、チェックしてみて下さい。
イヤイヤ期の食事 食べない時の対処法
子どもが食事を食べないと栄養が偏ってしまい成長への影響は大丈夫なのか心配になりますよね。
ご飯を食べない理由や原因を解決し、子どもが進んでご飯を食べられるような対処法を3つご紹介します。
- 食べやすい形状にする
- ご飯の量を見直す
- 「食」への興味を持たせる
食べやすい形状にする
子どもが食べやすいように食材の形を工夫することも大切です。
成長に合わせてスティック状の野菜にしたりおにぎりにしたり工夫することで、手づかみ食べができます。
「自分でやりたい」という気持ちにも応えることができるのでおすすめです。
その他にも、苦手な野菜を可愛い形に切ってあげるのも効果的です。
見た目を可愛くすることで、食事に興味を持たせることができます。
ご飯の量を見直す
たくさん食べて欲しいという気持ちでご飯を大盛りにしてしまうことはありませんか。
これは、逆効果になっている可能性があります。
「完食できた」という経験が子どもの自信にも繋がり食べる意欲にも繋がります。
まずは、完食した喜びを感じてもらい足りなければ、「おかわり」という形式でも良いでしょう。
「食」への興味を持たせる
簡単なお手伝いや実際に食材を見せたりすることで、「食」に興味を持たせます。
玉ねぎの皮をむく、トマトのヘタを取るなど簡単なお手伝いで良いので「食」に触れることで食事を身近に感じ、食べる意欲も増します。
まとめ
今回は、子どもがご飯を食べない時の適切な対処法について以下にまとめました。
- ご飯を食べない理由は、「好き嫌いの変化」「食事形態の変化」「お腹が空いていない」「なんでも「いや」と言いたい」
- ご飯を食べない時の対処法は、「食べやすい形状にする」「ご飯の量を見直す」「「食」への興味を持たせる」
イヤイヤ期によって食事がスムーズに進まず、イライラしてしまうことも増えるかと思います。
無理強いはせず、まずは「食事=楽しい」と感じてもらえるように工夫することが大切です。
小さなことからいっぱい褒めてあげることで、子どもの自信へと繋がります。
毎日の食事が、少しでも笑顔あふれる楽しい時間になると嬉しいですね♪