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産後は、ホルモンバランスや環境の変化から妊娠前とは違う変化が起こります。
特に「肌荒れ」に悩むママも多いのではないでしょうか。
今まで使用していたスキンケア用品でも肌荒れになった…
この記事では、産後の肌荒れの原因や正しい肌荒れ対策についてご紹介します。
産後の肌荒れ 特徴は?
産後の肌荒れの特徴は、妊娠中に引き続き、肌の乾燥やシミ・そばかす、ニキビがお尻や腕など全身に現れます。
今までのスキンケアでは症状が改善しにくいのも特徴の一つです。
症状は、半年～1年程で治る場合が多いですが間違った対策では悪化する可能性も考えられます。
しっかりと原因を把握し、肌荒れ対策を行いましょう。
産後の肌荒れ 原因は?
産後の肌荒れが起こる原因は、
・ホルモンバランスの変化
・睡眠不足やストレス
・食生活の乱れ
・便秘
の4つが考えられます。
ホルモンバランスの変化
妊娠中は、女性ホルモンである黄体ホルモン(プロゲステロン)や卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増加します。
しかし、出産後は女性ホルモンの分泌量がどんどん減少していきます。
この分泌量が減少すると肌のバリア機能も低下し、肌荒れが起こると考えられています。
そのため、妊娠中は「お肌の調子が良い」と感じる方も出産後は、ホルモンバランスの変化により肌荒れが起きてしまう原因になります。
睡眠不足やストレス
出産後は、休む間もなく赤ちゃんの授乳やおむつ替えなど育児が始まり、まとまっての睡眠が難しくなってしまいます。
睡眠をとることは、皮膚の細胞分裂や再生、ターンオーバーも行われているため、睡眠不足になってしまうと肌荒れの原因に繋がってしまうのです。
また、慣れない育児では精神的なストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
自律神経が乱れてしまうと、皮脂の分泌量が高くなり肌トラブルの原因にもなってしまいます。
あご・頬・フェイスラインにできるニキビは、ストレスによるものと考えられます。
食生活の乱れ
糖質や脂質の多い食事は、過剰に摂取すると皮脂の分泌量が促進されるため肌荒れの原因となってしまいます。
肌荒れの原因でもある「酸化」を抑える栄養素にビタミンCがありますが、カフェインやアルコールを過剰に摂取してしまうとビタミンCの摂取量が減少してしまいます。
結果、ニキビや肌荒れの原因に繋がってしまうのです。
忙しく毎日の食事を手軽なものにしがちですが、バランスの良い食事を意識したいですね。
便秘
出産後は、生活リズムや食習慣の乱れから便秘になる方も多くいます。
便秘になると、便が体内に留まり有害物質が増えてしまいます。
この有害物質が全身を回り、肌に到着することで肌荒れが起きてしまう原因となります。
産後の肌荒れ 正しい肌荒れ対策
産後の肌荒れ対策として、
・バランスの摂れた食事
・十分な睡眠
・保湿・UVケア
の3つを意識することが大切です。
バランスの摂れた食事
肌荒れの改善には、バランスの摂れた食事が大切です。
特に、タンパク質やビタミンA・B・C・Eなどがおすすめです。
| 食材 | |
|---|---|
| タンパク質 | 肉類・魚介類・卵類・大豆製品など |
| ビタミンA | 卵黄・人参・うなぎ・ほうれん草など |
| ビタミンB群 | 豚レバー・かつお・さば・ごまなど |
| ビタミンC | パプリカ・キャベツ・じゃが芋・キウイなど |
| ビタミンE | 卵・アーモンド・アボカド・かぼちゃなど |
また、便秘対策には、水溶性食物繊維の摂取がおすすめです。
| 食材 | |
|---|---|
| 水溶性食物繊維 | 昆布・わかめ・果物・里芋など |
十分な睡眠
上記でも説明していますが、睡眠をとることは、皮膚の細胞分裂や再生、ターンオーバーも行われているため、睡眠不足になってしまうと肌荒れの原因に繋がってしまいます。
とはいえ、授乳や夜泣きなどで十分な睡眠がとれない場合もあるかと思いますが、できる範囲で睡眠時間の確保をしましょう。
保湿・UVケア
出産後は、ホルモンバランスの変化により肌のバリア機能も低下しやすくなっているため、保湿や外出時には紫外線対策をすることが大切です。
スキンケアに時間をかけられない場合は、化粧水・乳液・保湿クリームが1つになったオールインワンの化粧品を使用してみてはいかがでしょうか。
また、肌のバリア機能が低下していると、妊娠前に使用していたスキンケア用品では刺激が強く肌荒れを引き起こしてしまう場合も考えられます。
お肌に優しいものを選び、少しでも肌への刺激を減らしてみて下さい。
まとめ
産後の肌荒れの原因や正しい肌荒れ対策について以下にまとめました。
- 肌荒れの原因は、「ホルモンバランスの変化」、「睡眠不足やストレス」、「食生活の乱れ」、「便秘」
- 正しい肌荒れ対策は、「バランスの摂れた食事」、「十分な睡眠」、「保湿・UVケア」
妊娠前に比べると妊娠中、産後とホルモンの変化によってお肌のトラブルが起きてしまします。
大変な育児の中で、なかなか体を休めることができない場合がありますが、できる範囲での改善と保湿ケア・UVケアなどのスキンケアから心がけてみて下さい。
